前の人のトイレの匂いでもすぐ慣れる!なぜ鼻は順応しやすいのか?

前の人のトイレの匂いでもすぐ慣れる!なぜ鼻は順応しやすいのか?

鼻はヒトの感覚器の中でも、最も順応度が高い器官です。

例えば前の人が【大】をしたトイレで自身も用を足すとき、最初のうちは前の人の匂いが鼻からこびりついて離れません。

しかし、ちょっと時間が経てば全く何も感じなくなります。

これは匂い物質が完全に発散されたわけではありません。鼻が“バカ”になっているのです。

なぜこんなことが起こるのか?今回は鼻と匂いに対する順応度について書いていきたいと思います。

慣れ=順応

冒頭でも触れましたが、鼻は感覚器のうち最も“バカ”になりやすく、これを専門的に『順応』と呼びます。

順応は他の感覚器でも同様に見られます。

例えば

イヤホンで大音量を聴き続けると耳が“バカ”になって、その内大きな音と感じれなくなります。

いつも辛いものを食べていると舌が“バカ”になって、その内辛く感じなくなります。

剛速球を体験し続けると目が“バカ”になって、その内遅く感じるようになります。

このように感覚器は強い刺激に常にさらされると、だんだんと感覚が鈍磨していくのです。

匂いの場合は特段こういった慣れを『マスキング効果』と呼びます。

体臭が強い人が自分で気づけないのもマスキング効果のせい。ヒトの鼻は他の感覚器の中でもずば抜けて順応度が高いのです。

強い匂いに慣れてしまったとき、実は鼻の細胞自体は匂いを検知している状態です。脳が情報の受け取りを拒否してしまっているので、何も感じなくなるのです。

では、こういった事態がなぜ起こるのか?これはずばり『身を守るため』です。

強い匂いが漂っている場面でもしも順応が起こらずにずっと同じ匂いを感じていたら、外敵が来てもわからずに食べられてしまいます。

匂いに順応して新たな匂いに備えることで、外敵を感じ取れるように進化したわけですね。

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