ミミズはなぜ炎天下のアスファルトで息絶えるのか?

ミミズはなぜ炎天下のアスファルトで息絶えるのか?

夏の風物詩と言えば花火、風鈴、セミの鳴き声…そして、アスファルトの上で無残にも乾燥してしまったミミズ達

読者らの皆さんも一度は目にしたことのあるアスファルトに転がるミミズの凄惨なし体

人でさえ暑い暑いと避暑地を求めて彷徨っているのに、なぜ彼らはわざわざ炎天下へと出てくるのでしょうか?

ということで今回はミミズ達がアスファルトの上でしんでいく理由について書いていきたいと思います。

ミミズが地上に出てくるワケ

ミミズと言えば土壌中に生息するあのウネウネした気持ち悪いやつ笑

体は環状の体節が直線に並んだ構造をしており、その名の通り環形動物に属します。

多くは泥や土の中に生息し土壌中の有機物や微生物を消化・吸収して排泄することで植物の生育に適した土壌へと変化させます。その役割上、こと農家では益虫として扱われています。

陸上で生息できる種はわずかでほとんどは汚泥中か土壌中での生息に適応しています。

さて、そんなミミズがなぜ地上に出てくるのか?主に2つの理由が考えられています。

1.雨が降ることで土壌中の酸素が不足する

昔から「大雨が降った後の湿った地面からはよくミミズが這い出てくる」とされています。

大雨が降った土壌中では普段は大人しい微生物の活動が活発になります。微生物も生き物ですので、その繁殖には酸素が必須。

酸素を消耗して微生物が繁殖する内に排泄物である炭酸ガス濃度が高まり、土壌中は酸素不足に陥ります。

また、環形動物であるミミズは皮膚呼吸をしているので湿った土壌中ではうまいこと呼吸ができません。

いずれにせよ雨が降った土壌中ではミミズは十分な酸素が確保できません。

当たり前ですがミミズも酸素がないと生存できないので、酸素を求めて地上へと這い出して来るわけです。

2.地熱の熱に耐えられない

1とは反対に猛暑日でもミミズは土から這い出てきます。

夏の暑い日の直射日光で温められた地熱に体温調整が下手なミミズは耐えることができないためです。

新たな避暑地を求めて地上に這い出てくるわけですね。

1と2の理由によって、ミミズは嫌々ながらも地上へと這い出してくるわけです。

ですが残念ながら昨今の都会は地面よりアスファルトやコンクリートがむき出しになった寂しい土地。ミミズの求める地面はどこにもありません。

ただでさえ体温調節が下手なのに移動能力の低いミミズは地面を求めて地上を彷徨っている内に干乾びてしまうのです。

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