お餅はなぜ膨らんだり伸びたりすることができるのか?

お餅はなぜ膨らんだり伸びたりすることができるのか?

子供からお年寄りまで愛される食品お餅

私も年末年始の折に祖母の家に帰省した際にはコタツでごろごろしながら食っちゃ寝しています笑

お餅と言えばあの「ぷく~」と膨らむ光景を思い浮かべますが、あれはいったいどんな原理で膨張しているんでしょうか。気になったことはありませんか?

ということで今回は「お餅が膨らむ原理」について書いていきたいと思います。

膨らむことのできるポテンシャルはでんぷんにあり

お餅の材料はもち米。もち米に限ったことではないですが、お米の主成分はでんぷんです。

小学生の理科実験でも取り上げられるでんぷんは植物が光合成をして作られる炭水化物(多糖)です。でんぷんは口腔内の酵素アミラーゼによって分解されることで甘味を生じますので、お米やお餅自体が甘い理由はそこにあります。

さて、でんぷんは分子の形によってアミロースとアミロペクチンに分類することができます。

なんだか難しい単語が出てきましたが

アミロースは一本の糸

アミロペクチンはクモの巣みたいに複雑な糸

くらいに捉えてしまって構いません笑

そしてもち米のでんぷんはほとんどがアミロペクチンから構成されています。

アミロペクチンはたくさんの糸が絡まった構造をしていますので、伸びたり膨らんだりしてしまっても分子同士の結合が切れにくいので柔軟に形を変えることができます。

これがお餅が膨らんだり伸びたりすることができる理由です。

ですが、これで終わりではありません。あくまでも「膨らむポテンシャル」について語っただけだからです。

実際に熱をかけて膨らむ際の原動力については語っていませんからね。

お餅が膨らむ原動力は水にあり

では、なにがお餅を膨らましているのでしょうか?

答えはお餅を練った時に使われる「水」です。

袋から取り出した時にはカッチカチになっているお餅ですが、多少ながら水分が含まれています。

これを加熱すると水はやがて水蒸気へと形を変えるのですが、この時に体積が一気に増えます(約1700倍)。内部にいきなり膨大な水蒸気を抱えたお餅はその力に負けて、耐えきれなくなると破裂するように大きな穴を開けて「ぷく~」と膨らむことになります。

「水が水蒸気に転じる際の体積の増加」がお餅が膨らむ原動力になっているのです。

以上の2点によりお餅は加熱すると膨らむことができるのです。

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