お酒と同じくらい怖い「醤油の一気飲み」下手したら命に関わるかも

お酒と同じくらい怖い「醤油の一気飲み」下手したら命に関わるかも

「コップ一杯の醤油で人はしぬ」

皆さん人生で1度は聞いたことのある都市伝説ですが、本当なのでしょうか?

醤油と言えばジャパニーズマインドが詰まった日本の調味料で各家庭に1本は置いてあるほどにごくありふれたものです。調味料だから普通に料理にも使いますし、そんなものでいちいち病院に搬送されてしまったら日本中大騒ぎになってしまいそうですよね…。

ということで今回は「コップ一杯の醤油で人がしぬのか」を書いていこうと思います。

醤油でしんでしまう

結論から先に述べるとコップ一杯の醤油で人がしぬ可能性は「十分にあります」

具体的な事例としては

日本では,醤油を飲んで自殺した方の剖検例が報告されています。この方は60歳女性で,12年間,精神病で苦しんだ末,醤油を1 L飲んでしまいました。

友人たちとふざけて約1 Lの醤油を飲んだ2時間後,昏睡に陥った19歳のアメリカ人少年

引用:第20回 醤油を一気飲みしたらどうなる?

また、戦時中に兵役を逃れるために醤油の過剰摂取を試みた人もいるようです(当時は人工透析という技術がなく腎臓に異常値が出ると兵役が免除される仕組みであったため)。

と、このように過去の文献を紐解いてみると醤油の過剰摂取による事故が散見されます。

では醤油はどのようにして人をしに至らしめているのでしょうか?

原因は塩分

醤油が人に害を与える直接の原因は塩分です。

種類にもよりますが、醤油の塩分濃度は一般的に14-19%です。

(引用:醤油と塩の関係)

海水の塩分濃度が約3%であることを踏まえると醤油の塩分濃度が非常に高いことが伺えます。

さて、ヒトを含めた動物の塩分濃度は約1%。醤油の塩分濃度約15%と比べると非常に低いですね。ここに醤油をぶち込むとどうなるのか?

細胞内から水が失われます。

これは塩分濃度が異なるために浸透圧差が生じるためです。この浸透圧差を埋めようと塩分濃度の低い細胞内から水だけが脱水され血中に飛び出していくのです。

私達の生存に必須な水分が失われてしまえば当然のように脱水症状が表れます。これは熱中症による脱水症状とは比較にならない程重篤なものです。また血中に多量の塩分が流れこんできたのでそれを排出しようと腎臓に負荷がかかり腎不全にも陥ります。

また血中に水分が飛び出したことで脳浮腫、肺水腫を誘発します。

結果的に醤油を過剰摂取することで多臓器不全が生じ「し」に至るのです。

どの程度の量が危険?

さて、では実際にどの程度の量が致し量となるのでしょうか?

公益財団法人 日本中毒情報センターでは、体重1kgあたり0.5g~5gの塩分が致死量に相当すると発表しています。

引用:醤油をコップ一杯飲むと死ぬのか? 醤油について色々と調べてみた

体重:60kg

再仕込醤油:塩分濃度14%

と仮定すると

およそ 200g-2000g が醤油の致し量に相当するようです。

一般的に市販されているコップに醤油をなみなみと注ぐと230g入りますので、完全に圏内です。

このことからも「コップ一杯の醤油で人がしぬ」という話には十分に妥当性があると見てよいでしょう。

危険なので醤油の一気飲みは絶対にやめましょう!!

   関連記事はこちらから

http://whattodo-onlife.com/2019/04/16/post-2389/

http://whattodo-onlife.com/2019/03/27/post-2305/

http://whattodo-onlife.com/2019/03/14/2243/

http://whattodo-onlife.com/2019/02/19/post-2115/

http://whattodo-onlife.com/2019/01/29/post-1995/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする