ハチミツと人類の付き合いは1万年以上!?でも意外と知らないハチミツの製造過程を紹介!

ハチミツと人類の付き合いは1万年以上!?でも意外と知らないハチミツの製造過程を紹介!

イギリスには「ハチミツの歴史は人類の歴史」という古い諺があります。

事実、ミツバチと人類の付き合いは1万年以上も昔にさかのぼるとされ、旧約聖書やギリシャ神話にもその姿が確認できますし、四大文明の1つであるメソポタミア文明期で既にミツバチを飼いならしてハチミツを採取していたとされています。

しかもどの文献を読んでもハチミツについて「恵みと豊かさのシンボル」「地の中心で生まれたもの」「壁画にしてみた」などと金銀財宝以上の価値を見出していたようです。

純度の高い甘味物を人工的に作り出せない時代ですから、誰もが惹きよせられるものだったことは想像に難くありませんね。

いまでは当然のように行われる養蜂も実は19世紀半ばの養蜂箱の完成によってなされたもの。それまでは巣箱を丸ごと破壊していたので、巣の放棄や収穫量の減少で収入源としては全くアテにできなかったみたいです。

さて、そんなハチミツですがどのようにしてできるのでしょうか?

ミツバチが花の蜜をとって巣箱に入れてできあがる…なんて概要は知っていても、詳しくは知らないはずです。

ということで、今回はハチミツができるまでを書いていきたいと思います。

ハチミツができるまで

春になって暖かくなると働きバチは巣の外に出て積極的に訪花活動を行い始めます。

特に春は冬のための貯蔵が底を尽きかけるのと女王バチの産卵によりハチミツのストックが一気に損耗する時期で、ミツバチにとっては繁忙期になります。

さて、花を訪れたミツバチは1度花の蜜を吸って専用の袋である「蜜胃」に貯蔵します。

(引用:みつばちの体のつくり)

この時に使用されるのが口吻と呼ばれるストロー状の器官。こいつを花に突っ込んで器用に吸って蜜胃に貯蔵するのです。

その後働きバチは巣に戻って貯蔵担当のミツバチに口移しで蜜を渡すのですが、実はここまでで既に蜜に変化があります。

蜜胃に貯蔵された蜜はミツバチ唾液に含まれる酵素によって、蜜中のスクロースがグルコースとフルクトースに分解されるのです。

さて、分解後の蜜は水と蜜が混じった状態。このままでは発酵が進んでお酒様の液体へと変質してしまいますので、貯蔵係のミツバチはこれを薄く糸のように引き延ばしながら巣穴に蓄えていきます。

蜜を薄く引き伸ばし終えた後は乾燥係の仕事。

乾燥係のミツバチはその多くがもうすぐ蜜を集めに出る若いミツバチで巣箱の中で並んで目一杯羽根を振り風を起こすことで巣箱の換気を行います。

すると薄く引き伸ばされた蜜はみるみるうちに乾燥して、水分を20%含んだハチミツが完成されます。

働きバチの寿命は約30-40日程度。外で蜜を集める期間は2週間で、1度の採取量は多くても0.5g程度です。

出生後2週間は巣内で仕事をするので、残りの2-3週間で蜜を集めれても7g-10.5g。蜜の中には水分も含まれていますので、ここからハチミツが出来るのは5g前後。

この量は小さめのスプーン1杯分程度しかありません。

1匹のハチミツが1生をかけて集めれるハチミツの量はたったのそれだけしかないのです。

   関連記事はこちらから

http://whattodo-onlife.com/2019/04/10/post-2368/

http://whattodo-onlife.com/2019/04/05/post-2345/

http://whattodo-onlife.com/2019/03/15/2252/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする