辛いものが食べたくてたまらない!!辛味には依存性があるのか?

辛いものが食べたくてたまらない!!辛味には依存性があるのか?

読者らの中に辛いものが好きな人はいますか?

「チリパウダーがないと人生に支障をきたす…」

なんてほど重症な人はそうそういませんが

「無性に辛いものがほしくなる時がある…」

くらいの人はいるはずです。実は私もその1人です笑

元々激・甘党だったのですがラボにいた同期が辛いもの好きで、学食で一緒に食ってる内に完全に洗脳されたクチです笑

いつもほしい訳ではないですが、暫く口にしてないと食事に物足りなさを感じるんですよねー。

と私の話は置いといて、五基本味に含まれる「辛味」は基本的にヒトは受けつけません。

これは長い進化の中で獲得した食べ物の取捨選択と深い関係があります。

要するに食べ物が傷んでいたり、もしくは毒を持っていた場合は「酸味」や「辛味」を帯びるのでこれらの味は生理的に好ましくない味だと認識しているのです。

にも関わらず、わざわざ辛いものを食べたくなるこの気持ち。どうしてでしょう?

辛味は痛覚として認識される

辛いものの代表と言えばトウガラシ。トウガラシの中にはカプサイシンと呼ばれる発汗作用のある物質が含まれていますが、皆さんご存知の通り、このカプサイシンが辛味の正体です。

カプサイシンは一味唐辛子や赤唐辛子、ハバネロに含まれており口に含むと味を感知する味蕾細胞がその刺激を「味覚=辛味」として捉えます。

しかし、実は味覚に関わるのは味蕾細胞だけではありません。食べ物が口に触れた瞬間の感覚や痛み、温度変化に感知する感覚細胞も大きく関わっており、感覚細胞は辛味を痛覚温覚として捉えています。

カプサイシンの場合温度受容体の内、TRPV1という43℃以上の熱や酸に反応する分子が刺激されることで実際には熱くもないのに感覚としては「熱さ」や「痛み」を感じることになります。

これが辛いものを食べたときに「身体が火照ってきた」「口の中がひりひりして痛い」となる原因なのですが、この痛覚が辛味に対する依存性の黒幕なのです。

依存性物質の分泌

ヒトは痛覚を感じたときにその痛みを和らげるために、アドレナリンとエンドルフィンと呼ばれる化学物質を分泌します。

アドレナリンは副腎で生成され分泌されるホルモンであり、心拍数や血圧の上昇、血中の血糖値があがるといった作用があります。ジェイソン・ステイサム主演の映画『アドレナリン』に見られるように極限の緊張状態で分泌され、運動能力や集中力の向上に大きく寄与する物質です。

さらに危機的状況下では痛覚を和らげる効果も発揮されます。

対してエンドルフィンは脳内で機能する神経伝達物質です。アドレナリンと同様に鎮痛効果を持っていますが、厄介なのが鎮痛以外の機能です。

エンドルフィンは脳内の「報酬系」に多く分布しており、分泌されると非常に強力な多幸感をもたらすのです。大人の事情で詳しくは書けませんが、モル○○と同様の恍惚感を味わえるくらいの危険なブツです。

シモの話になりますが絶頂のタイミングで得られる多幸感もエンドルフィンによってもたらされるもので、プロゴルファーのタイガー・ウッズもこのエンドルフィンによって性行為依存へと落とされました。

それくらいにエンドルフィンは依存性が強いものなのです。

またアドレナリンも侮ってはいけません。危険な登頂や命綱なしでの綱渡りなどリスクのあるエクストリームスポーツに惹かれ楽しむ人達がいますが、あれはアドレナリン依存症の顕著な例です。

アドレナリンも他の中毒物質と同様に依存性を持っているのです。

これが辛味を求めて止まない人たちが続出するワケです。痛みを和らげるために分泌される物質が、脳の気持ちいいところを刺激しそれに味を占めた脳はさらなる快楽を求めて辛味を摂取するように仕向けるのです。

なんだか怖いですが、やはり辛いもの食べたいですよね笑

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