蛇が舌をチロチロ出すのにはちゃんとした理由があった!?

蛇が舌をチロチロ出すのにはちゃんとした理由があった!?

ヘビの嗅覚と舌

私達が視覚や聴覚、嗅覚を使って外界を認識するのと同様にヘビも視覚や嗅覚を使うことで外界を認識し、獲物を追ったり、交尾相手を探したりすることができます。

ヘビにおいて視覚は目とピット器官が嗅覚はヤコブソン器官がその役割を担っています。

このヤコブソン器官こそが蛇が舌をチロチロ出すカギを握っているのです。

ヤコブソン器官は、爬虫類だけでなく両生類、鳥類、哺乳類も持っている感覚器官です。

ただし有鱗目のヘビやトカゲ以外では退化しており、哺乳類のオスがメスの性フェロモンを感知することに役立っているくらいのものです。

しかしヘビは視力や聴力において劣っているので、ヒトで言う鼻腔を完全に閉じてヤコブソン器官を発達させることで嗅覚神経が密集するように進化しました。

ヤコブソン器官は口の中の上顎部分にあり、進化元の鼻腔に対応して左右1対ずつあります。

口の中に鼻の穴があるようなイメージが近く、小さな穴が2つ開口しています。

一般的に知られているようにヘビは絶えず長い舌をチロチロと出していますが、これは空気中の匂い分子を舌で捉え、ヤコブソン器官の穴に差し込んで匂いを感じ取っていると考えられています。

舌先が2つに割かれているのは表面積を増やし、すこしでも多くの粒子を捉えるための工夫です。

このようにヘビの嗅覚はヤコブソン器官と舌のセットでその機能を担っているのです。

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