みかんの食べ過ぎで肌が黄色くなったり、尿が濃くなる?原因は?

みかんの食べ過ぎで肌が黄色くなったり、尿が濃くなる?原因は?

近頃めっきり冷え込んで、肌寒い時期になりました。

衣替えの季節はとうに過ぎ、防寒着を着こまないとガチガチ震える寒さです。

ですが、その反面お家に帰るとこたつでぽかぽかぬくぬくする楽しみが増える季節でもあります。

そして、こたつと言ったらみかん!

ジューシィな甘味を口一杯に感じながら過ごす冬はとても有意義なものです。

年末年始なんかはずっとみかんを頬張っている人いませんか?笑

実は、私もです!

ですが、みかんを食べすぎると尿がオレンジっぽくなったり、皮膚が黄色っぽくなったりしたことはないでしょうか?

今回はあの現象を解説していきたいと思います!

みかんの食べ過ぎで肌が黄色くなった!!

みかんを食べすぎると、肌の色が黄色くなることはないでしょうか?

特に脂肪の多い人、つまり肥満体や幼児に多くみられるこの現象は柑皮症と呼ばれています。

みかんはビタミンAのもとになる「カロテン」という色素がたくさん含まれています。

このカロテンは摂取後、体内でビタミンAへと変化することで、夜盲症や皮膚乾燥症といった病気から身体を守ってくれる役割を果たすことが知られています。

カロテンは視覚や皮膚乾燥に対して必要なビタミンなのです。

しかし、摂りすぎには注意しないといけません。

というのも、このカロテンは脂溶性を示すからです。

脂溶性というのは大雑把に言うと「水に溶けにくく、脂に溶けやすい性質」のことです。

このカロテンを多く摂取しすぎるとなかなか水に溶けにくいので、人の脂、つまり脂肪に沈着することになります。

カロテンは上記でも触れた通りみかんの色素ですので、みかんを食べすぎるとカロテンが脂肪に貯まって肌が黄色くなのです。

これがみかんを食べすぎると、肌が黄色くなる理由です。

ちなみにカロテンはみかんのほかにもニンジン、カボチャ、ブロッコリー、マンゴー、とうもろこし、スイカ、トマトなどにも含まれています。

(※カロテンが脂肪に沈着して、肌が黄色くなっても特に心配はいりませんので、安心してください)

みかんの食べ過ぎで尿がオレンジっぽくなった!!

みかんを食べすぎると、尿がオレンジっぽくなる人はいないでしょうか?

なぜなのか?解説する前にどうして尿は黄色くなるのかを簡単に説明していきましょう。

尿はどうして黄色なの?

尿は血液を原料にして、腎臓で作られています。

腎臓にやってきた血液はタンパク質と血球を除いたほとんどの栄養成分を一旦濾し出して、原尿という尿の元をつくります。

原尿は尿細管という細い管を通る内に塩分やビタミン、栄養素など身体に必要な物質が再吸収されていき、最後に残った不要物が尿となって体外に排出されます。

この不要物はもっと専門的に言うと「老廃物」と呼ばれ、身体に害を及ぼす物質や不要となったタンパク質で構成されています。

この老廃物に含まれる「ウロビリノーゲン」と呼ばれる物質が尿の色を黄色くしていることが知られています。

ウロビリノーゲンはヘモグロビン分解後に発生するビリルビンが腸内細菌の代謝で生じるものです。

ウロビリノーゲンは体内において不要な物質なので尿として体外に排出されるのですが、ウロビリノーゲンは黄色い色をしているので、それを含む尿も黄色い色しているというわけです。

みかんの食べ過ぎで尿がオレンジ?

みかんにはビタミンがたくさん含まれています。

尿がオレンジ色になる原因のビタミンはビタミンC…ではなく、ビタミンB2です。

ディアナ○ュラのカプセルを開けてみると黄色い粉末がでてきたり、ビタミンC配合の清涼飲料水は黄色い色だったりするのを見て勘違いしてしまうかもしれませんが、ビタミンCは無色透明です。

さて、ビタミンB2の話に戻りましょう。

ビタミンB2は体内でエネルギー代謝や発育促進において重要な役割を果たすことが知られています。

となると、いっぱい摂りたくなるのが人の心というもの。

こういった話を聞くと、みかんに手を伸ばしたくなるのもわかります笑

ですが、いっぱい摂っても意味はありません。というのも、尿として体外に排出されるからです。理由を見ていきましょう。

ビタミンB2は水溶性を示す物質です。

水溶性というのは「脂に溶けにくく、水に溶けやすい性質」のことです。

(カロテンとは反対の性質ですね)

腸から吸収されたビタミンB2は血液(主成分は水)へと入り、必要な分は身体の各組織へと運搬され、機能を果たします。

では、不要なビタミンB2はどうなるのでしょう?

不要な分は腎臓に辿り付いて、「老廃物」として尿に蓄積され、体外に排出されます。

ビタミンB2は黄色い色をしているので、これが蓄積された尿は濃くなって、オレンジっぽくなるのです。

これがみかんを食べすぎると、尿がオレンジっぽくなる理由です。

ということで、今回はみかんを食べすぎたことによる身体の変化について見ていきましたが、どうでしたでしょうか?

脂溶性を示すカロテンは脂肪に、水溶性を示すビタミンB2は尿に。

各物質の基本的な性質を押さえておくだけで、その物質がどこに行くのかがわかるのってとても面白いと思いませんか?笑

ではまた!

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