止血は速度が命!効果的な止血法を知っておくことで命を守ろう!

止血は速度が命!効果的な止血法を知っておくことで命を守ろう!

体内の血液量は体重の1/13程度(8%)と言われています。

この内、20%が急速に失われると出血性ショックに、30%を失えば命に危険を及ぼすようになります。

出血の危険度は出血量と出血速度によりますので、経時的に危険度が増大していきます。

このため、大量出血者が出た場合には即座の応急処置が必要になってきます。

今回は大量出血者が出た場合に行うべき止血法を紹介していきたいと思います。

出血の区分1

外出血

血液が体外に流出する出血を指します。

切り傷やかすり傷など身体をコーティングする皮膚の損傷で起こります。

内出血

血液が体外に流出しない出血を指します。

打撲や打ち身などで皮膚表面に大きな損傷こそ負わないものの、皮膚直下の軟部組織が損なわれて出血することで起こります。

出血の区分2

毛細血管系出血

擦り傷のときにみられ、傷口から少しずつ滲み出るような出血のことです。

静脈性出血

浅い切り傷のときに見られ、傷口からゆっくりと湧き出ような出血のことです。

動脈血ほど酸素に富んでいませんので、暗赤色を呈しています。

通常、ガーゼや絆創膏などの簡易な応急処置で治ります。

動脈性出血

深い切り傷や切断のときに見られ、傷口から多量の血液が瞬時に失われる出血のことです。

拍動性(血管が脈打っているのが目視で確認できる)を伴っており、酸素に富んでいるので鮮赤色を呈しています。

出血量が多く短時間で出血性ショックに陥るので、スピーディで効果的な止血を行わないとお陀仏となります。

止血の種類

直接圧迫法

傷口を直接圧迫することで止血する方法です。

出血部を直接圧迫するので、最も簡単でしかも効果的な方法です。

出血部にきれいなガーゼやハンカチを当て、止血するまで手で圧迫するだけです。

この時、押さえる側は血液による感染症防止のため、ビニール袋を着用したりビニール袋を活用して、血液に直接触れないよにしてください。

片手での止血が困難だと感じた場合は、両手でぎゅっと抑え込むようにすると非力な方でも効果的な止血が望めます。

一般市民が応急処置として行う止血法として推奨されています。

間接圧迫法

傷口より心臓物に近い位置の止血点を圧迫することで、止血する方法です。

一般的に止血方法は上記の直接圧迫法が推奨されており、間接圧迫法はそのためのガーゼや包帯を準備する間に行う止血法です。

ホースの根元を足でふんづけたら水が止まってしまうように傷口の血管へと至る大元を指や手で圧迫することで止血を行います。

直接圧迫法を始めたら、間接圧迫法は中止します。

止血帯法

止血帯を使って止血する方法です。

幅3cm以上の止血帯を使って傷口から心臓より5-10cmほどの位置に止血帯を2回巻きして縛り、適当な棒を差し入れて締め上げることで止血します。

手頃な止血帯といえば一般的に幅広のハンカチやネクタイが該当します。

しかし、これは直接圧迫法や間接圧迫法でもどうにもならない最終手段として行うものです。

ただ単に「動脈が切断された」というだけでなく「吹き上げるような出血」の際に使うものです。

止血効果こそ高いですが、逆に高すぎるのが仇になるからです。

止血帯法で止血すると患部以降にも血が通らなくなって組織が“えし”するので注意が必要です。

一般市民が行うには推奨されません。

※細い紐や輪ゴムでは圧迫が不十分ですので、注意してください。

部位毎の止血方法

基本的には止血は直接圧迫を用いるのが普通ですが、明らかに直接圧迫できない若しくは不自然な場合が存在します。

教科書のように綺麗な切断面でまた患部も手首や太ももなど押さえやすい場所がいつも傷口になるとは限りません。

ということで、「これはどうすんだ?」っていう部位の止血方法を簡単に見てきましょう。

額やこめかみからの出血は他部位よりも重症化する場合が多いです。

額やこめかみを直接圧迫するのはどう考えても不自然ですよね。

ということで、この部位からの出血は耳のすぐ前の脈拍が触れる部位を圧迫することで止血を行います。

皆さんも耳のすぐ前に指を1本押し当ててみてください。

きっと手の付け根と同様に脈拍を感じ取れるかと思います。

額やこめかみからの出血はそこを圧迫してください。

ということで、今回は教科書的に止血法を紹介してみましたが、どうでしたでしょうか?

止血法は覚えておいて損はありません。

何かしら突発的な事故に遭った時に自身で応急処置ができるのであれば生存率がぐっと上がるのはもちろん、誰かの命を救うことでさえできます。

基本的な応急処理は一般市民でも扱えるように簡易化されたものがほとんどですので、これを機に身に着けてみませんか?

ではまた!

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