コピー機の蓋は閉じておくもの?開けておくもの?

コピー機の蓋は閉じておくもの?開けておくもの?

オフィスには必ず置いてある複合機。最近ではコンビニでもコピーサービスを提供しているので、見たことのない人はいないと思います。

過去オフィスに蔓延っていた転写専門の従業員を一掃するまでの力を持つこの機械はどこの企業にも共通するマストアイテムであることは百も承知でしょう。

実はこの複合機に関して、従業員間での無言の対立が発生することがあります。

それが今回紹介する「複合機の蓋問題」です。

複合機を使い終わったら蓋を開けておくのか、閉めておくのか。というとてもシンプルな問題ですが、簡素なオフィススペースでは意外と目につくもので、悶々とした気持ちを抱える人も少なくないようです。

この問題、個人的には

・使い終わったら戻すという極有りふれた大衆論

・鏡面に対する傷の防止

により、閉めておく派に与しています。というか、私の勤めているオフィスでも開けてるのを見かけたらこれみよがしに閉めてます。

ということで、今回は複合機の開け閉めに関して某知恵袋から意見を抽出してきましたので、見ていきましょう。

意見の対立

蓋を開ける派

理由1.情報漏洩リスク対策

蓋を常に開けておくことで、原稿を置きっぱなしにすることがなくなります。これにより、情報漏洩のリスクも減る、という主張です。

研究分野やIT分野では同じ部署内でも明かすことのできない情報というものが存在します。

この情報漏洩のリスクを少しでも減らすための取り組みではないのか?という意見です。

理由2.現在未使用という意思表示

過去のコピー機では処理能力が低く、大量印刷の際に時間がかかっていました。

途中で蓋を開けられても困るので、常に蓋を開けておくことで、蓋が開いている=現在未使用という構図を浸透させたいという主張です。

蓋が開いている=未使用

を逆説的に考えれば

蓋が締まっている=使用中

ということなので、大量印刷の際にコピー機の傍に(注意喚起のために)ずっと貼り付いている必要がなくなるんですね。

理由3.気遣い

コピー機を使用するには必ず蓋を開けなければなりません。

であれば、次の人のために蓋を開けておいてあげると手間がかからなくていいのでは?という主張です。

要は気遣いですね。

あの蓋も案外重かったりするのでやられたら嬉しい人がいるんでしょう、きっと。

理由4.怠惰

単に閉めるのが面倒なだけのずぼらな性格です。

理由1に関しては一考の価値があるかもしれませんね。確かに急いでる時とかにはコピーだけとって、オリジナルはガラス面に置き忘れてしまうことが自分にもあったりします笑

ですが、理由2、3、4に関してはどうでしょうか?

2では現在主力のコピー機では大量印刷でもそんなに時間を要しません。それでも続けているのは蓋の開けっ放しが無意味な慣習と成り下がったことを理解できないおじちゃんおばちゃんの老害行為です。

3はお気持ちは嬉しいですが、ただ開け閉めするのにそこまで気を遣わなくても…といった感じでしょうか。これを意見の支持柱として使うにはいささか弱いです。

4に関してはただの怠け者です。

蓋を閉める派

理由1.安全面(モノ+人)

見れば誰でもわかりますが、原稿台はガラス面です。

ガラスということは大きな力に弱く、ちょっとしたことで破損に繋がる恐れがあるということです。

ふらついて手をついてしまった、何かの拍子でガラス面にモノを落下させた、そういうことがあるとガラス面である原稿台はただではすみません。確実に破損します。

また、あれだけ大きなガラスが割れれば周囲にいる人間にもガラス片が飛び散り、ケガをする可能性も出てきます。

また、常に開けっ放しにするということはこれまた何かしらの拍子に閉じてしまうということでもあります。予期しない瞬間に閉じてしまえばだれかの指を挟んでしまうかもしれません。

こういった諸々の危険を回避するために蓋を閉めた方がいいのでは?という主張です。

理由2.ホコリ映り

ガラス面が汚れてしまったり、ホコリが混入するとコピーの際にそういった汚れやホコリが移ってしまうので、それを避けたいという主張です。

ホコリはともかくガラス面のめげや凹凸の発生、傷に関しては不可逆的なので一度発生すればそれ以降ずっと映ってしまいます。

理由3.使ったら戻す

使ったら元に戻しておくというありふれた一般論です。

怠惰な人間に対するアンチ的意見という単純な構図で説明で終わらせておくには惜しいかなと感じます。

というのも、仕事ができる人間というのは往々にして小奇麗好きが多いからです。

アイテムがキチンと整理されていて、必要な時に必要なタイミングで取り出せるのは生産性に直結します。

こう言ってはなんですが、複合機を閉めることさえしない人間が綺麗好きとは到底思えません。

蓋を閉めない=仕事ができないは論理の飛躍ですが、個人的にはあながちそこまで的外れとは感じていません。

蓋を閉める派の意見を支持する人間の大半は理由1を推しています。

やはり原稿台がガラス面であることに注目し、想像力を働かせれば、蓋を開けっぱなしにする行為がどれだけのリスクを伴うことなのか論理的にも直感的にも理解できるのだと思います。

結論

蓋を閉める派

に票を投じたいと思います。

情報漏洩の危険性は理解できますが、こちらはコピーした後に今一度原稿台を確認すればよいだけの話です。

また、情報漏洩と言っても内部に知られるだけではそこまで大きな問題に繋がりません。情報漏洩の最大の敵は外部とのやりとりです。内部で不毛な戦いを起こしても大した戦果は挙がりません。

さらに言えば、原稿台に残った原稿をまじまじと見ない限りは情報なんていう重たいモノは奪取できるものではありません。

よって、情報漏洩対策のための蓋の開けっ放し論はあまりにも杜撰で脇の甘い主張です。

対して、ガラス面への破損防止、人へのケガ防止はリスク管理としてはとても筋の通った主張です。

「もしも」に備えて対策しておくのは当然のことです(当然のことすぎて、ぐうの音も出ません)。

(「もしも」という点では情報漏洩リスクも該当しますが、あちらはコピー後に確認すればよいだけです。対して、モノ・人へのリスク管理はいついかなる時が「もしも」の瞬間かは事後でないとわかりません。であれば、対策を打ちにくい方を管理した方がマシです)

ということで、コピー機を使い終わった後は蓋を閉めてくださるようにお願いします!笑

ではまた!

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